ブログご訪問ありがとうございます。DUVOTA(ドゥボータ)化粧品の横瀧です。
大阪も9月にはいり涼しくなりました。季節の変わり目は体調を崩しやすいですが、お肌も同じです。季節の変わり目でお肌が荒れだしたときは、まずどうしたらよいかと思います?
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「怖いから何もつけない」のは間違いです。なにもしないで肌の水分量が落ちると、バリア機能が低下し、余計に抵抗力をなくします。お肌が荒れているときは、自然に帰り、なるべく化学的なものは避けたいのはわかります。
でも、本当の自然体というのは、洗顔もせず、化粧もせず、「全く」なにもしない状態です。1日程度なら「自然体」もありですが、肌荒れが収まるまで続けるのは実際無理な相談です。
それならば、ということで、「自然派」化粧品に手が伸びる。自然に近い成分ならば肌にやさしいというのは、プロからすれば、間違っています。不純物も多いので、自然のものをそのまま肌につけるというのは、おすすめできません。
そして、着色料、香料、防腐剤などの「添加物」を親のカタキのように憎む方もいますが、特にアレルギー体質の方でなければ、肌内部に吸収されるわけではないので、危険ではありません。卵アレルギーでもないのに、卵を避けても…と同じことかと思います。
では、季節の変わり目などに肌が弱ったときは、どんなスキンケアが必要なのでしょう。
まずは、兎にも角にも、「肌の水分量を増やす」ことが大切です。
角質の水分が増えれば、肌が丈夫になるからです。そのためには、セラミドやヒアルロン酸などの保湿力が強い美容液(乳液)を使う必要があります。
「何も入ってない」ような化粧品では、とてもバリア機能は回復しません。なので、肌が荒れたときは、僕は必ずセラミド美容乳液を使います。
体調不良や飲みすぎなどで、吹き出物がでたり、荒れたりしたら、化粧水はやめて、このセラミド美容乳液1本で済ませます。
セラミドとは?
角質細胞間脂質の主成分であるセラミドは、細胞と細胞のすきまを埋め、お肌のバリア機能や水分保持に重要な役割をしています。冬の乾燥肌やアトビー性皮膚炎といったドライスキンでは、角質層中のセラミド量が減少していることがわかっています。
セラミドの種類
セラミド原料としての種類は、「天然セラミド」「ヒト型セラミド」があります。この2種類は全成分表記にも「セラミド」と表記されています。そして、「擬似セラミド」というものも存在し、これらは、セラミドとよく似た分子構造をもつものです。全成分表記には「セラミド」とは表記されません。
・天然セラミド
馬などの動物由来の天然セラミド。数種類の活性型セラミドやコレステロールなどが混合していて、肌への浸透性も高く、お肌への親和性も高いのが特徴です。ところが、原料が高く、製品の値段も高額になります。
・ヒト型セラミド(活性型セラミド)
人の肌にあるセラミドと同じ構造を100%の割合で合成したのがヒト型セラミドです。天然セラミドと同じ効果が期待でき、分子量も小さくすることができるので、お肌への浸透率も優れています。そのほとんどが酵母由来のセラミドです。
・擬似セラミド
セラミドによく似た分子構造を持つセラミドです。花王が開発したもので、単に合成セラミドと呼ばれることもあります。バリア改善効果はアトピー性皮膚炎の臨床試験で確認されています。目安としては1%以上の濃度が必要とされます。
花王キュレルに配合されているセラミドには「セラミドAP」と名付けています。その他、花王独自の湿潤剤、化学名: N-(テトラデシロキシヒドロキシプロピル)-N-ヒドロキシデカナミド、ピジョンの合成セラミド表示名称:セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド など。
季節の変わり目はセラミド美容液でのりきる
人の肌にもともとある7種類のセラミドをスキンケア商品だけで補うにはあまりに成分の種類が多いです。なので、とくに肌への効果が期待できるセラミド1・3・6を集中的に補うことで、バリア機能を高め、瑞々しいお肌をキープすることができます。
DUVOTAディープエフェクトエッセンス・プラチナには、ヒト型セラミドを採用しています。ヒト型セラミドは天然セラミドの純粋な合成体なので、コスト的に天然セラミドを使う意義があまりありません。それよりも、ヒト型セラミドを高濃度に配合することのほうがお肌への効果は期待できます。これからの季節、セラミドスキンケアは必須です。まだ、お試しされていない方は、トライアルからでも是非お試しください(* ^ー゚)b